園城寺(三井寺)の国宝一覧 中尊大師や五部心観など歴史と伝統を感じる貴重な文化財を紹介

スポンサーリンク
種類別 所在地別[全国国宝マップ]
三重・滋賀

| 園城寺 | 延暦寺 | 石山寺 |

| 三重 | 滋賀 |

大阪・兵庫・和歌山

| 藤田美術館 | 金剛峰寺 | 龍光院 | 高野山 |

| 大阪 | 兵庫 | 和歌山 |

他の地域 | 東北 | 関東 | 中部・北陸 | 京都・奈良 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | その他 |

ここでは、滋賀県の園城寺の国宝を紹介します。園城寺は源平合戦(平家物語)、戦国時代の舞台となるなど、常に歴史の舞台でありました。

※いずれの国宝も必ずしも公開されているわけではありません。

スポンサーリンク

滋賀県の国宝マップ

地図上のピンをタップ→表示される写真をタップの順で様々な写真をご覧いただけます。
↓こちらをタップでピンの一覧表示と衛星写真切替えができます。

国宝 名跡 名城 施設 観光地

滋賀県 園城寺の国宝

園城寺(三井寺)

  • 日本古典文学では「寺」と書かれればこの寺を指すほど有名であり、黄不動や観音堂、そして三井の晩鐘で知られる寺である。
  • 草創は7世紀に大友氏の氏寺としてされ、9世紀には留学僧円珍によって再興された。
  • その後、幅広い信仰を集めたが比叡山延暦寺との対立抗争が激化し、歴史的な苦難を乗り越えてきた不死鳥の寺である。
  • 金堂は園城寺の中心であり、比叡山延暦寺の復興の一助として移築された釈迦堂である。
  • 現在の金堂は豊臣秀吉の遺志により高台院が寄進したものであり、典型的な桃山形式の和様仏堂である。
  • 本尊は弥勒菩薩であり、天武天皇が安置したとされている。
  • 仏像は秘仏が多く、滅多に見ることはできない。

| Wikipedia | 公式 | 大津市園城寺町246 ( 地図 ) |

国宝建築園城寺新羅善神堂

寺院

| google | 写真 | Twitter |

国宝建築園城寺金堂

寺院

| google | 写真 | Twitter |

国宝建築勧学院客殿

寺院

| google | 写真 | Twitter |

国宝建築光浄院客殿

寺院

| google | 写真 | Twitter |

不動明王像

画 如来、菩薩、天部、明王、羅漢像

| google | 写真 | Twitter |

五部心観

渡来画

| google | 写真 | Twitter |

金剛界曼荼羅の諸尊を表した白描図像の巻物。1巻は唐時代に制作され、円珍が法全から授かった。もう1巻の残欠本は11世紀平安時代に日本で写されたものである。

木造智証大師坐像(中尊大師)

仏像

| google | 写真 | Twitter |

毎年10月29日にのみ開扉される。円珍の肖像と共通する特徴を持つ。10世紀後半頃のものと考えられている。

木造智証大師坐像(御骨大師)

仏像

| google | 写真 | Twitter |

木造新羅明神坐像

仏像

| google | 写真 | Twitter |

智証大師関係文書典籍

僧侶関係文書

| google | 写真 | Twitter |

三井寺と武家

三井寺は源氏ゆかりの寺であったことから、平家によって炎上の歴史を有している。このことは平家物語巻第4に詳しい。武家とのつながりがあること、比叡山との敵対関係などから信長、秀吉と良好な関係を築いている。山崎の戦いでは秀吉が本陣を構えた。徳川家康からも寄進を受けた。