枕詞 「ももづたふ/百伝ふ」の和歌集 万葉集から3首!

スポンサーリンク

八代古今後撰拾遺後拾遺金葉詞花千載新古今百人一首六歌仙三十六歌仙枕詞動詞光る君へ

スポンサーリンク

「ももづたふ」の歌

簡単な説明

  • 「ももづたふ」は八十(やそ)、五十(い)、渡る、磐余(いはれ)などにかかる枕詞
  • 数を数え、100に至るという意味から、八十などにかかる。
  • 磐余は五十から。
  • もののふの(武士の)」も八十、五十にかかる。

解説

「ももづたふ」(百伝ふ)は、「磐余(いわれ)」「石(いわ)」などにかかる枕詞です。「百伝ふ」は、何度も繰り返し伝わる、あるいは多くの場所に広がることを意味します。この枕詞は、石や岩に関する言葉にかけられることで、自然の風景や力強さを表現します。繰り返される波の音や風の音が石や岩を伝わる様子を描き、情景に広がりや深みを与える効果があります。

「ももづたふ」の歌集ごとの数と割合

万葉 古今 後撰 拾遺 後拾 金葉 詞花 千載 新古
3 0 0 0 0 0 0 0 0
0.1 0 0 0 0 0 0 0 0
※上は歌の数、下は割合(パーセント)です
※カウントは枕詞、そのままの意味の両方をカウントしています

百人一首

なし

万葉集

3巻-416 大津皇子百伝ふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ

7巻-1399 百伝ふ八十の島廻を漕ぐ舟に乗りにし心忘れかねつも

9巻-1711 柿本人麻呂百伝ふ八十の島廻を漕ぎ来れど粟の小島は見れど飽かぬかも

古今和歌集

なし

後撰和歌集

なし

拾遺和歌集

なし

後拾遺和歌集

なし

金葉和歌集

なし

詞花和歌集

なし

千載和歌集

なし

新古今和歌集

なし