城 登場人物しおり カフカ 読書の手引き

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世界の名作50選 | 城 | 変身 | 審判 | 失踪者(アメリカ) |

amazonで城

新潮文庫ページ数630

孤独、不安、幻想的な世界観を持つ独特なカフカの世界。城の外、永遠と続く幻想的な世界。最後まで読み通すには相当な根気を要します。

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城について

  • 『城』は、フランツ・カフカが1922年に執筆した未完の長編小説で、とある寒村の城に雇われた測量師Kが、いつまで経っても城の中に入れない状況に翻弄される様子が描かれる。
  • 生前は発表されず、死後にマックス・ブロートによって編集されて公刊された。
  • カフカの中でも最も長い作品であり、カフカがポーランドとチェコの国境高地に滞在していた際に書き始められたもので、半分余りが書かれた後に放棄された。
  • 作品は大判のノート6冊に書かれており、ブロートが再構成して出版した際に『城』という題が付けられた。

測量師のKは深い雪の中に横たわる村に到着するが、仕事を依頼された城の伯爵家からは何の連絡もない。村での生活が始まると、村長に翻弄されたり、正体不明の助手をつけられたり、はては宿屋の酒場で働く女性と同棲する羽目に陥る。しかし、神秘的な“城”は外来者Kに対して永遠にその門を開こうとしない……。職業が人間の唯一の存在形式となった現代人の疎外された姿を抉り出す。 – 新潮文庫

ある冬の夜。Kという男が、どこともはっきりしないある村にたどり着く。村の近くの『城』から仕事を依頼されたのだが、至ることができない……二〇世紀文学に異彩を放つ代表的迷宮世界。 – 角川文庫

登場人物

関係
K 主人公、測量士
アルトゥール 助手
イェレミーアス 助手
フリーダ 給仕
ペーピー フリーダの後任の給仕
クラム 城の長官
バルナバス 城からの使者
オルガ バルナバスの妹
アマーリア バルナバスの末の妹

印刷用しおり

印刷のしかた – パソコンの場合

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印刷の仕方 – スマートフォンの場合

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各翻訳書

新潮文庫で良いと思います。

青空文庫

城 (カフカ フランツ)
第一章 Kが到着したのは、晩遅くであった。村は深い雪のなかに横たわっていた。城の山は全然見えず、霧と闇(やみ)とが山を取り巻いていて、大きな城のありかを示すほんの微かな光さえも射していなかった。Kは長…