Felix Mendelssohn (1809-1847)
このページはメンデルスゾーンのピアノ作品を紹介します。 太枠はとくに有名な作品です。何を聴くか迷った時は参考にしてみてください。
ピアノソナタ
ピアノソナタ 第1番 ホ長調 op.6
ピアノソナタ 第2番 ト短調 op.105
ピアノソナタ 第3番 変ロ長調 op.106
変奏曲
厳格な変奏曲 op.54
変奏曲 変ホ長調 op.82
変奏曲 変ロ長調 op.83
無言歌集 Book.1
メンデルスゾーンの『無言歌集(Lieder ohne Worte)』は、ピアノ独奏のために書かれた全8巻、計48曲の小品集で、1829年から1845年にかけて作曲されました。この作品は、歌のようなメロディをピアノで表現することを特徴としており、「言葉のない歌曲」とも呼ばれるユニークな形式を確立しました。それぞれの曲には詩的で感情豊かな表現が込められており、聴く人に自由な解釈を促す内容となっています。親しみやすく、ピアノ音楽の普及にも貢献したこの曲集は、メンデルスゾーンの洗練された音楽的センスとロマン派の叙情性を体現する重要な作品です。
第1巻 第1曲 アンダンテ・コン・モート ホ長調 op.19b-1
第1巻 第2曲 アンダンテ・エスプレッシーヴォ イ短調 op.19b-2
第1巻 第3曲 モルト・アレグロ・エ・ヴィヴァーチェ「狩の歌」イ長調 op.19b-3
第1巻 第4曲 モデラート イ長調 op.19b-4
第1巻 第5曲 ポコ・アジタート 嬰ヘ短調 op.19b-5
第1巻 第6曲 アンダンテ・ソステヌート「ベニスの舟歌」ト短調 op.19b-6
無言歌集 Book.2
第2巻 第1曲 アンダンテ・エスプレッシーヴォ 変ホ長調 op.30-1
第2巻 第2曲 アレグロ・ディ・モルト 変ロ短調 op.30-2
第2巻 第3曲 アダージョ・ノン・トロッポ ホ長調 op.30-3
第2巻 第4曲 アジタート・エ・コン・フォーコ ロ短調 op.30-4
第2巻 第5曲 アンダンテ・グラツィオーソ ニ長調 op.30-5
第2巻 第6曲 アレグレット・トランクイッロ「ベニスの舟歌」嬰ヘ短調 op.30-6
無言歌集 Book.3
第3巻 第1曲 コン・モート 変ホ長調 op.38-1
第3巻 第2曲 アレグロ・ノン・トロッポ ハ短調 op.38-2
第3巻 第3曲 プレスト・エ・モルト・ヴィヴァーチェ ホ長調 op.38-3
第3巻 第4曲 アンダンテ イ長調 op.38-4
第3巻 第5曲 アジタート イ短調 op.38-5
第3巻 第6曲 アンダンテ・コン・モート「デュエット」変イ長調 op.38-6
無言歌集 Book.4
第4巻 第1曲 アンダンテ・コン・モート 変イ長調 op.53-1
第4巻 第2曲 アレグロ・ノン・トロッポ 変ホ長調 op.53-2
第4巻 第3曲 プレスト・アジタート ト短調 op.53-3
第4巻 第4曲 アダージョ ヘ長調 op.53-4
第4巻 第5曲 アダージョ「民謡」ヘ長調 op.53-5
第4巻 第6曲 モルト・アレグロ・ヴィヴァーチェ イ長調 op.53-6
無言歌集 Book.5
第5巻 第1曲 アンダンテ・エスプレッシーヴォ ト長調 op.62-1
第5巻 第2曲 アレグロ・コン・フォーコ 変ロ長調 op.62-2
第5巻 第3曲 アンダンテ・マエストーソ「葬送行進曲」ホ短調 op.62-3
第5巻 第4曲 アレグロ・コン・アニマ ト長調 op.62-4
第5巻 第5曲 アンダンテ・コン・モート「ベニスの舟歌」イ短調 op.62-5
第5巻 第6曲 アレグレット・グラツィオーソ「春の歌」イ長調 op.62-6
無言歌集 Book.6
第6巻 第1曲 アンダンテ 変ホ長調 op.67-1
第6巻 第2曲 アレグロ・レジエロ 嬰ヘ短調 op.67-2
第6巻 第3曲 アンダンテ・トランクイッロ 変ロ長調 op.67-3
第6巻 第4曲 プレスト「糸紡ぎの歌」ハ長調 op.67-4
第6巻 第5曲 モデラート ロ短調 op.67-5
第6巻 第6曲 アレグロ・ノン・トロッポ ホ長調 op.67-6
無言歌集 Book.7
第7巻 第1曲 アンダンテ・エスプレッシーヴォ ヘ長調 op.85-1
第7巻 第2曲 アレグロ・アジタート イ短調 op.85-2
第7巻 第3曲 プレスト 変ホ長調 op.85-3
第7巻 第4曲 アンダンテ・ソステヌート ニ長調 op.85-4
第7巻 第5曲 アレグレット イ長調 op.85-5
第7巻 第6曲 アレグレット・コン・モート 変ロ長調 op.85-6
無言歌集 Book.8
第8巻 第1曲 アンダンテ・ウン・ポコ・アジタート ホ短調 op.102-1
第8巻 第2曲 アダージョ ニ長調 op.102-2
第8巻 第3曲 プレスト ハ長調 op.102-3
第8巻 第4曲 ウン・ポコ・アジタート・マ・アンダンテ ト短調 op.102-4
第8巻 第5曲 アレグロ・ヴィヴァーチェ「子供の小品」イ長調 op.102-5
第8巻 第6曲 アンダンテ ハ長調 op.102-6
7つの性格的小品
メンデルスゾーンの『7つの性格的小品(Sieben Charakterstücke)』は、1827年に作曲されたピアノのための小品集です。この作品は、若き日のメンデルスゾーンが作曲したもので、ロマン派初期の感性と彼独自の形式感覚が融合しています。それぞれの曲は異なる情緒や性格を表現しており、小品ながらも多様な表現力が楽しめる内容となっています。形式的には当時の舞曲やエチュード、即興曲に近い要素が見られますが、彼のメロディと和声の美しさが際立っています。この作品は、彼の成長過程を垣間見ることができる重要なピアノ作品とされています。
第1曲 優しく感情を込めて op.7
第2曲 激しい動きで op.7
第3曲 力強く燃えるように op.7
第4曲 速く生き生きと op.7
第5曲 真面目に、次第に活気を増して op.7
第6曲 切なく op.7
第7曲 軽やかに空気のように op.7
6つの前奏曲とフーガ
6つの前奏曲とフーガ 第1番 ホ短調 op.35-1
6つの前奏曲とフーガ 第2番 ニ長調 op.35-2
6つの前奏曲とフーガ 第3番 ロ短調 op.35-3
6つの前奏曲とフーガ 第4番 変イ長調 op.35-4
6つの前奏曲とフーガ 第5番 ヘ短調 op.35-5
6つの前奏曲とフーガ 第6番 変ロ長調 op.35-6
6つの子供のための小品
メンデルスゾーンの『6つの子供のための小品(Sechs Kinderstücke)』作品72は、1842年に作曲されたピアノ独奏のための小品集です。この作品は、メンデルスゾーンが家庭的な雰囲気を大切にしていたことを反映しており、子供たちやアマチュア演奏家が親しみやすい内容となっています。各曲は短く簡潔ながらも豊かな表現力を持ち、温かみのあるメロディと繊細な和声が特徴です。子供向けとされていますが、音楽的には成熟した内容を含み、メンデルスゾーンの優雅さと家庭的な一面が垣間見える作品です。
第1曲 アレグロ・ノン・トロッポ ト長調 op.72-1
第2曲 アンダンテ・ソステヌート 変ホ長調 op.72-2
第3曲 アレグレット ト長調 op.72-3
第4曲 アンダンテ・コン・モート ニ長調 op.72-4
第5曲 アレグロ・アッサイ ト短調 op.72-5
第6曲 ヴィヴァーチェ ヘ長調 op.72-6
3つの幻想曲
第1曲 幻想曲 イ短調 op.16-1
第2曲 カプリスまたはスケルツォ ホ短調 op.16-2
第3曲 幻想曲「小川」ホ長調 op.16-3
3つのカプリッチョ
3つのカプリス 第1番 イ短調 op.33-1
3つのカプリス 第2番 ホ長調 op.33-2
3つのカプリス 第3番 変ロ短調 op.33-3
3つの前奏曲
3つの前奏曲 第1番 変ロ長調 op.104a-1
3つの前奏曲 第2番 ロ短調 op.104a-2
3つの前奏曲 第3番 ニ長調 op.104a-3
3つの練習曲
3つの練習曲 第1番 変ロ短調 op.104b-1
3つの練習曲 第2番 ヘ長調 op.104b-2
3つの練習曲 第3番 イ短調 op.104b-3
2つのピアノ曲
2つのピアノ小品 第1曲 アンダンテ・カンタービレ 変ロ長調 WoO.19-1
2つのピアノ小品 第2曲 プレスト・アジタート ト短調 WoO.19-2
その他のピアノ曲
カプリッチョ 嬰ヘ短調 op.5
ロンド・カプリッチョーソ ホ長調 op.14
夏の名残のバラ ホ長調 op.15
幻想曲 嬰ヘ短調 op.28
アルバムブラット ホ短調 op.117
カプリッチョ ホ長調 op.118
常動曲 ハ長調 op.119
アレグロ・ブリランテ イ長調(四手連弾) op.92
練習曲 ヘ短調 WoO.1
スケルツォ ロ短調 WoO.2
スケルツォ・ア・カプリッチョ 嬰ヘ短調 WoO.3
アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタート WoO.6
ゴンドラの歌 ロ長調 WoO.10
前奏曲とフーガ WoO.13
二重協奏曲 WoO.25
テ・デウム ニ長調 1826