障害別に見た福祉住環境整備 福祉住環境コーディネーター2級

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障害者と疾患 疾患別・障害別にみる福祉住環境整備

障害者と疾患の重要論点についてまとめる。これだけでしっかり暗記すればほぼ間違いなく合格します。記載事項以外はテキストを読み通す程度で十分であり、暗記する必要はありません。疾患については細かく暗記する必要ありません。福祉住環境の視点を忘れないでください。

(参考資料)官公署PDF
 

脊髄損傷

脊髄の上部からC、T、L、Sの順となり上部ほど重い。
車いす移乗時の受傷予防、褥瘡予防、やけど予防。ほとんどの人が直腸機能障害で便秘傾向、イレウスに注意

脊髄とは背骨の中にある神経系器官です。その下が障害となりますから上部ほど重度となります。褥瘡とは寝たきりによっておこる床ずれのことで、イレウスとは腸閉そくのことです。

腰椎損傷

 

手すりにつかまって立ち上がり、床から車椅子に乗ることができる場合が多い、必要最低限の住環境整備にとどめる

筋ジストロフィー

遺伝性の進行性疾患、男児に多く1~3歳の幼児期に発病、薬物療法なし、リハビリのみ
小学校低学年で動揺性歩行が著しくなり、中学に入る頃に呼吸筋低下し車椅子も必要となる、中学生時代にリフト使用の検討が必要となり、中学卒業以降は呼吸機能障害が進行しハイアンドロー機能付き特殊寝台の導入を検討、寝室に手洗い器(衛生的に扱うため)。ALSと共に呼吸不全に対しては在宅呼吸療法(HMV)

中学生で車椅子とリフト使用の検討、卒業後にイアンドロー機能付き特殊寝台の検討が必要となります。ALSとは筋萎縮性側索硬化症のことです。

参考画像
リフトハイアンドロー機能付き特殊寝台

 

脊髄小脳変性症

40%が遺伝。手仕事が困難、言葉が不明瞭等の症状から、2~5年でパーキンソン症状(歩行中のふらつき、やがて座位保持困難)、薬物療法とリハビリで余病と合併症を防ぐ

パーキンソン症状には、段差の解消や手すり設置が求められます。

筋萎縮性側索硬化症

ALS、40歳代以降に発症、男性が1.5~2倍。構音障害によりコミュニケーションが困難となるためパソコン等を用いる

脳性麻痺

受胎期から新生児期の脳の外傷、血管障害、酸素欠乏、先天的な形態異常などが原因、幼児期から車いす移乗のためリフト導入を検討

切断

上肢(両側の場合は能動義手)は外傷が大半で、下肢(股義足)は糖尿病や動脈硬化症など末しょう循環障害によるものが60%以上

内部障害

身体内部の障害であり、心臓、腎臓、呼吸器、暴行または直腸、小腸、HIVによる免疫、肝臓の7つの機能障害

心臓機能障害

先天性を除き、生活習慣や加齢によって発症することが多い

慢性呼吸不全

肺結核後遺症から慢性閉塞性肺疾患(COPD)の占める割合が増加傾向、在宅酸素療法(HOT)

参考画像
在宅酸素療法

経管栄養法

小腸の機能低下に対し、カテーテルを用いて直接栄養を流し込む

視覚の仕組み

網膜に映し出され、電気信号に変換後に大脳の視覚中枢へ送られる、遠視は網膜の奥に焦点があるため近くがぼやける

網膜色素変性症

初期症状は夜盲で、進行すると視野狭窄、視力低下、色覚障害、ときには失明

加齢黄斑変性症

加齢に伴って網膜に異常な老廃物がたまり、ぼやけ、歪みが生じる

緑内障

視神経が障害されて視野が狭くなる。放置すると生涯範囲が広がり、失明することもある

視覚障害の補助具

読んでいる位置には罫プレート(反射が軽減)、視野狭窄には白杖、順応障害にはグラデーション付き遮光眼鏡

参考画像
罫プレート白杖グラデーション付き遮光眼鏡